小受に失敗した今だから思う「もっとやれば良かった事」と「必要無かった事」

我が家は当初、近くのお受験小学校に向けてお受験対策を始めたのですが、塾のアドバイスやなんやであれよあれよと・・・

 
気付けば難関私立を本命受験、最初の志望校が保険みたいな形になってしまっていきました。

 
結果的には難関私立全滅の後、最初の志望校にご縁を頂きまして結果オーライといえば結果オーライではありますが、私的には今だからわかる小受の失敗談や後悔があります

 
その辺りの事をもし、今後小受に挑まれる方に少しでもお役に立てば。。と思い書かせて頂きます

お受験でもっとこうしておけばよかったと今反省している事

夫婦での話し合いは血を流してでももっともっとするべきだった!

年中さんの春過ぎからお受験を考え出した我が家ですが、当初からお受験に関しては妻である私が希望をしていて、夫は「どちらでもいいよ」というスタンスでした。

幸い「反対」はされなかったので良かったのですが、下手に機嫌を損ねて「反対」されたら面倒だなと言う思いもあり、面倒な事や、ややこしい事は私が主に引き受けて夫には特に意見を求めませんでした。

あ、ちなみに塾代などは私が出しているので夫にいちいち「言う必要もないな」と思っておりました。

ですが!

年中からスタートし、娘と一緒にお受験対策に挑む私とは違い、夫は常にマイペース。

しかし、お受験の面接は主に父親に質問がいきます。
成蹊小学校の面接の時なんて夫への質問が9割、私には1つ質問があっただけでした。

ぶっちゃけ・・

成蹊小学校のテスト、娘は塾側での事後採点でもほぼ100点とっていたと言われています。
でも、夫の・・・あの回答で落ちたなと・・

娘と一緒に積み上げてきたものがあの一瞬で崩れたと思ってます;;

※もちろん私の想い込みかもですが、そう思わずにはいられませんでした・・

ですから猛烈に反省しましたね。

夫の機嫌を損なう事を面倒がらず、もっともっと。。喧嘩してでも私達の想いや希望を夫に伝えるべきでした。

中受には同じ過ちを繰り返さないように猛反省して挑みます!

塾は大手だからと安心してはいけなかった!

我が家は大手塾「S」に通っておりました。
お値段もそれはそれは・・・とんでもない額が飛んでいきます。

お受験最後のほうなんて通帳見るのも怖くて見れなくなりましたからね。
平気で数十万単位がボッコボコに飛んでいきます。

でも、その分、安心していたという気持ちもありました。
こんだけお金かかっているんだから、模試でも上位も取れているし大丈夫だろうと・・

反面、途中で転塾していくママさん達もよく見かけました。
個別塾に移られたり、他の大手さんや、志望校特化の塾に移られたり。

でも、私は大手だし・・この中で成績が悪い訳でもないし・・・と特に他の塾巡りなどはしていなかったんですね。
入塾前に「お受験にも力を入れている幼児教室」と体験で比べたくらいでした。

でも・・・

実際に考査の現場にいくと、難関校になればなるほど「特化塾」に通われている方の多さを実感しましたし、何より・・大手だからといって、決して「情報が多い」なんて事はありませんでした。

志望校の願書の送付日を間違って教えられた事もありましたしね・・

今思えば「大手だから」ではなくもっと子供の特性をしっかり見極めて「我が子に合った塾」を探す手間を惜しまなければよかった・・・とそう反省しています。

子供のレベルは目で見て確認が必要

基本大手塾の「S」では授業の見学ができません。
親は送り迎えのみで、月に一度「参観」で20分ほど授業を見る事ができるくらいです。

私が仕事をしている事もあり、「S」を選んだのはそれが理由でもあったりします。

でも、今「S」と「J」の合格率の違いを見て思うのは・・

「J」は基本、授業は毎回親も見学する形になってます。
ずっと毎回・・・面倒ですよね(笑)

でも、それが必要だったんだなと。

授業を毎回見ていないと、模試などのテスト結果だけで我が子の力を判断しないとになります。小受の模試は1問間違えただけでも大きく順位が変わりますので、テストの度に一喜一憂させられます。

テストの点数さえ良ければ安心もしてしまいます。

でも、それじゃダメだったんです。

「J」のように毎回授業を見ていれば、そのクラスの中で我が子が他の子達と比べていったいどのくらいできるのか。できないのか?周りの子はどんな感じで成長をしているのか?

それを実際に親が把握できていれば、模試で間違えたとしても「でも、普段ならもう少しできるから補習しておこう」とか「今回はたまたまできただけで、安心してはダメね」など、違う角度で子供と向き合えたのではないかと思います。

「プロに任せておけば安心ね」

そんな事は通用しませんでした。

課金すればなんとかなる・・ではなかった(汗)

実際の子供の様子がわからないからこそ、子供の力を信じられず補習講座や、特化講座なども受けたくなってしまいました。
逆に「これを受けなかったせいで落ちた」となるのが嫌という強迫観念みたいな気持ちにもなりました。

なのでうちは、お受験ギリギリまで特別講習や追加講習を詰め込んでしまいました。

でも。。。実際参加してみると、授業の内容は「フルーツバスケットやってきたー」(え?90分で数万かけて??)とか拍子抜けするような授業内容の日もあったりしました。

・・先生方もそんな直前で詰め込んだ所で中受や高校受験じゃあるまいし、幼児に付け焼刃は通用しないの重々承知でしたでしょうし。

追い詰められている親から少しでも子を離してリラックスさせようくらいのモノだったのかもしれません(あくまでも私見ですがw

なので、今思えば・・・

あんなにギリギリまで詰め込まなくても、もっと子供と向き合って笑顔で一緒にご飯作ったりする時間にした方が良かったな・・・と思ってしまいますが後の祭りですね。

お受験に必要無かったなと思う事

服装

お受験の情報はいくら調べても安心できませんでした。
考査の時の服装、子供はファミリアじゃなきゃなの??そんな訳ないよね?と思いながらもやっぱりファミリアや、それ相応のブランドで選ばないと不安がありました。

でも、実際考査を受けてみて、先生方・・・そりゃ服装なんて気にしてないな
というのがよくわかりました。

実際考査の会場でも、白&紺の上下の子が多い中、ベージュのチェックや、薄いピンクのシャツだった子もいたりしましたが、特にそれが悪目立ちしている様子もありませんでした。

母親の服装も、よっぽど派手な服装でもない限り、周りは吉他所の母親の服装までチェックなんかしている様子は皆無でした。

藁をも掴む気持ちでファミリア買わなきゃ・・・なんて思う必要は今思えば全く無かったなとわかりますが当時は・・「それでも・・・」と不安でダメでしたね(笑)

 

などなど・・

今、パッと思い浮かぶ辺りでまとめてみましたが、ご縁を頂けなかった学校の過去問や塾のテキストはメルカリで全て結構お高い値段で綺麗に飛ぶように売れたので・・・

「コピーして綺麗に使って良かった」

これが最後の負け惜しみですね

我が家の・・というか私のこの失敗や反省が今後小受に挑まれる誰か様のお役に少しでも立てば・・恨めしいですw

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