ワーママの私がお受験に挑んで感じた事。
私は今仕事をしていますし、今後も辞める予定はありません。
そんな私が仕事をしながらのお受験はやっぱりしんどかったなあというのが本音の今の感想です。
お受験の塾通いで周りを見ていると、おばあちゃまや、おじいちゃまが送り迎えをしているご家庭も多く、うちのように核家族でママは仕事していて・・その体制でお受験という方が少ないんだなと改めて気付きました。
通っている美容外科の先生も、「うちも小学校受験する為に妻の実家の母親を今年から召喚したよ」とか言ってたし。
でもうちはそういう訳にもいかず・・・
ワーママでもお受験は不利ではない!は嘘?
とね。
そう塾では言われた訳ですよ最初は。
たしかに塾にはお仕事持っているママさんもたくさんいました。
ですが、お受験も直前期になってくれば、塾も週に2回3回と増えますし、土日だって模試や面接練習などがガッツリ入ってきます。
更には家庭学習の量も増えますし、何より・・・
家庭学習といっても5歳児が1人でプリントとかならまだしも、制作とか
「お家のお手伝いをしましょう」
「お料理をしてみましょう」
「窓掃除をしてみましょう」
「お布団にシーツを敷く練習をしてみましょう」
「絵本はたくさん読んであげましょう」
「お着換えや園の支度は自分でできるように見守りましょう」
みたいなね。
そういう「座ってやってりゃいい」だけではない課題もたくさんある訳ですよ。
仕事ガッツリして子供の送り迎えして更に晩御飯に一緒にハンバーグ作りましょうとか・・
私のライフがいくつあっても足りんわ!!!
となる訳ですよw
しかも、塾の待ち時間ではどこからともなく専業主婦のご家庭のママさんが
シッターさんがああああ!!
みたいなね。 そんな会話をお子さんとしているのも聞こえてくる訳ですよ。
シッターさん!?!?
いいなそれ・・私も欲しい・・・
専業主婦&祖父母もお近く&シッターさん全力でお受験に挑むご家庭VSライフ点滅中の私
この戦い・・・勝てる気がしない・・orz
と、何度心が折れかかった事か。
ワーママ家庭は塾選びも難しい
私が仕事をしているという事もあり、大手塾の「J」は子供の授業中、親がずっとその場で授業を見ながら待っていなければならないという事で早々に候補から外しました。
その点「S]は子供の送り迎えだけで授業中はその場にいる必要がないので、待ち時間にカフェで仕事をしたり、夕食の買い物ができたりします。
なので私は迷わず「S」を選んだのですがでも、実際受験を終えた今思うのは、幼い子供の力って模試やペーパーだけではわからない部分が多いですからね。
我が子が実際周りの子と比べてどういう状態に仕上がっているのか?
それをきちんち把握する為にも「J」のように毎回子供の様子を親が見るというのはすごく大事だったんだなと痛感しました。
とは言っても状況的に私が毎回子供の授業を見れたかとなればそういう訳にもいかなかったと思うんので難しいんですけどね。
共働きだと塾なしで小学校受験は難しい?
小受とかってたまに「塾とか全然通ってなかったんだけど~」みたいなご家庭もいるんですけどね。
確かにそれでも合格できる子は合格できると思います。
◇ 教育熱心な祖父母と同居
◇ 祖父母と一緒に折り紙や手遊び季節の話などが密にできている
◇ 母親は丁寧に子供に接している
◇ 父親の稼ぎが良い
とかならね
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \/ \
でもうちは無理!
だから高いお金払って塾に通うのが一番固いなと思った訳です。
いや~でもほんとしんどかった・・・><
なので言葉だけで「塾無しでも合格」とか「共働きでも合格!」とか言うのはなんか違うなと思ってて、「塾」とか「共働き」って所より「家族構成」や「家族の取り組み方」でその辺りは大いに違ってくるんだと思いますね。
じゃあ
ワーママでお受験して後悔した?
当時はほんとうにしんどかったですが、私の場合はお受験してヨカッタと今は思っています。
というのも、私の場合、お受験を考えるまでは子供との接し方が全然わかっていなかったんですよね。
絵本を読んでもわかっているのかわかっていないのか・・手応えもなかったし、家に持ち込む仕事も多かったので、隙さえられば子供にTV見せて私は仕事・・!なんて事も多かったし。
時間との戦いですからお料理のお手伝いなんて子供とする暇なんて無いと思ってやらなかっただろうし、季節なんて知らないうちにどんどん過ぎていたし。
でも、「お受験」という1つのゴールができた事で、節分にはイワシを飾り、餅つきイベントには出かけ、食卓にも季節の野菜をできる限り取り入れて一緒に食べたり、お料理だって簡単なお手伝いをさせようとメニューを考えてみたり。
「そんな生産性のない事したくない!」と思って塗り絵や折り紙大嫌いだったけど一緒にやるようになったり・・(笑)
と、こう書くとお受験以前に「私」が母親として難ありだったんだなと今気づいてますがw
こうした事は当たり前に自然に楽しくできるママさんであればもちろん良かったのでしょうが・・
多分「お受験」を視野にいれなかったらうちは、保育園が学童にまかせっきりで子供と一緒に丁寧に生きるという時間なんて無いまま子供はどんどん大きくなっていたんだろうと思います。
ですので「お受験してヨカッタ?」と聞かれれば私の場合は「うちの場合は良かったと思ってる」と今なら言えますね。
マジしんどかったけどね!