実は周りのママさん達には一切言っていませんが、私も夫も重度の低学歴です。
謙遜ではなく、多分真正のアホです。
ただ、早い内からそれぞれお互い手に職を持って仕事をしてきているので、我が家の娘に今、中受をさせようとしているのは学歴コンプレックスが子供に向ったという訳でもないと思います。(多分ね!)
では何故低学歴夫婦の我が家の娘に「中学受験」をさせようかと思ったのか。
それはアホなりの‥むしろアホならではの理由があります。(キリッ
その我が家が中受に挑む事になった理由とは‥
うっかり小受をしてしまったから!
はい。
うちの娘が未就学児の時に、近所に習い事の体験に行ったらめちゃくちゃ優しい女の子達が娘のお世話をとっても親切にしてくれて。
確かあれは娘がまだ3歳くらいの時だったと思います。
もう私感動しちゃって。
こんなに優しい女の子達は一体どこのどちら様ですかと。
すると、その子達はその習い事の近くにあったお受験小学校の子達だったんです。
「あー!小学校で受験という手があるのか!」
元々田舎育ちで私立や小学校受験なんて無い世界で育った私は初めてそこで「小学校受験」の世界を身近で知ったんですね。
(そんなの世田谷とか田園調布とかだけの世界の話かと思ってた!!)
こんな近くにもお受験するような学校があるんだと‥
逆に、我が家の学区の小学校までの道の方が遠いくらいの距離でもあり。
しかもあまり治安の良い場所でもない。
いいじゃん!いいじゃん!
あの小学校に入れましょう!そうしましょう!
その興奮のまま幼児教室を探してお受験対策をしてお受験をし、その近くのお受験小学校に無事入学できたのが2019年の春でした。
(小受対策の時はそれはそれで大変だったけどもう喉元過ぎすぎて忘れた!)
晴れて憧れの小学校に入学してみたら‥
あー安心。このアホな私が小受なんてよくやり遂げたもんよね。
これでそのまま中学‥高校と上がってくれれば私も楽だわあ‥なんて思っていたのに。
あれあれ? おかしいぞ‥??
どうやら聞く所によると、この小学校では、そのまま中学や高校まで上がる子と、早々に中受でもっと上の偏差値の学校を目指して外部に出る子で半々らしい‥
いやーーー!?
え?うちそのままエスカレーターでいいんですけど??
でも、早々に中受を視野に入れているお子さん達は続々と一年生から塾通いを始めている。
更に聞く所によると、クラスの中でも半分くらいの子が受験で出るという事は、高学年になるとクラスの中でも「受験する子グループ」「受験しない子グループ」でなんとなく分かれていくらしい。
で、そのまま「受験しない子グループ」にいればいいんだけど、女の子の場合は「仲良しの子が受験するらしいから私もしたい!!」とか言い出す確率結構高いんだと。
しかも5年生の半ばくらいでそれ言い出すよと。
(え‥なにそれ怖い!)
見える‥見えるぞ!!!私には見える!!
お友達がプリキュアにハマれは同じようにプリキュアを欲しがり
お友達がお弁当にタコさんウインナーを入れてくれば私にタコさんウインナーをせがむコピー気質高目の我が娘の事だ!
必ずや
「え~私も○○ちゃんみたいに受験したいー」
とか言い出す姿が明確に浮かびすぎて怖すぎる!
でも、そう言い出してももう手遅れ。
5年生の後半とかでそんな事言い出されても、早い内からしっかり対策していた子達と同じ土俵にはもう上がれない。
あーもちろん中には「5年生後半からでも御三家いけました//」みたいな子もいらっしゃるようですが、残念ながらうちのDNAではそんなクレバーは生まれない。
アホDNAを舐めんなよ?
「5年生からでも御三家行けました//」
「塾無しでも家庭学習のみで試しに雙葉受けたら受かっちゃいました」
んな訳あるかーーーーーー!!
我が家に限ってはそんな奇跡はきっと孫の代までどころかひ孫や玄孫起こらない。
あ‥頭が悪い訳じゃないんだからねっ//
アホに呪われた家系なんだけなんだらねっ//
そうなんです。
小受したからこそ気付たんです。
自分が「学歴社会」とは全く無縁で生きてきていたから私知らなかったんです。
この世には、家庭学習なんて全然しなくても何故か全国小学生統一テストで余裕で偏差値70越えてくる子が本当にいるなんて!
毎月の習い事で月に30万も40万も使って全然余裕なご家庭もあるなんて!
母親が見れなくても父や祖父母総出で子供に優しくお勉強を教えられる環境のお家もあるなんて!!
という事で、私はアホなのでアホなりにアホの出すべき答えを持ってます。
「子供がやる気になればその時に考えましょ」
そんなのうちはムリ!
それじゃムリ!
ごめん娘よ!!!
という事でアホDNA強度のうちの場合は逆張りをする事にしました。
早々から塾はしっかり通わせましょう。
きちんと中受も見据えて学習習慣も作りましょうと。
なので
「中受したいと言い出しても今更間に合わない」ではなく
「中受したい」と言い出す前提で着々と準備だけ進めていっていざ
高学年になって「受験したくない」と言ったとしたらそれはそれ!!
でいいじゃないのかな??
と思ってここまで生活してきました。
その為、SAPIXは小2の終わり「新3年生コース」から通い出し、
それまでは四谷大塚の通信や、知育スクールにも通わせました。
その間ずっと娘も私も
「中学受験するかどうかは後で考えよう」と言い合ってました。
そして2022年の今、4年生になった娘の口から
「ママ!私、中受する事に決めた!!」
と飛び出してきました。
キタカーーーーーーーーーーーーーー!!
もちろんされど4年生。
ここからの反抗期やなんやで何度も意見が変わる事もあるでしょう。
でも、「後で決めよう」とまだ曖昧だった中受への想いが今、娘の口から一度でも「やる」と飛び出した事で私も舵を本格的に入れて覚悟しなきゃな時なのかなと。
でもしつこいようですが私アホです
多分この先もずっとずっと何回も迷ったり悩んだり弱気になったりもすると思うんです。 中受って本人より先に親の心が折れるケースも少なくないとかも聞きますしね。
という事で後々色々弱気になった時に落ち着いて振り返る事もできるように‥
2022年7月1日、私はここにブログを立ち上げました。
さあ、ここからの我が家はどう進んでいくのでしょうか‥ あーこわっ!